こんなケースでは洗い張りがとても有効です!
1.全体にお着物の汚れを落としたい
2.汚れ落としと寸法直しをしたい
3.定期的なメンテナンスとして
4.色褪せ、色彩再生をしたい
5.色ヤケした紬を裏返して仕立直し
6.カビ汚れ、汗抜きをしたい
7.収納するため反物に戻したい
洗い張りは一度完全にお着物をバラバラに解き、これを元の反物の状態に縫い戻します。(この工程を『解きハヌイ』と言います)その後、水洗いを行います。
このとき豊富な水ですすぎ洗いを行なうことで、それまで張り詰めていた絹が緩み、しなやかな風合いを戻しながら汚れ落としが行なえる優れた加工方法です。
お着物の汚れは大きく「油性の汚れ」「水性の汚れ」のふたつに分けられます。通常、油性の汚れには油性系薬剤(ベンジン等)を使い、水性の汚れには「水」を使用してお手入れを行います。それぞれ特性が合うもので汚れを落とすことが効果的です。
この点で考えると「水洗い」となる洗い張りは、汗汚れやカビ汚れなどを効果的に落とすことができます。またお着物が本来持っているツヤ・ハリ・サッパリ感も甦り、とてもきれいに仕上がります。
「寸法直し」「裏地交換」「汚れを隠しての仕立直し」など、本格的なお着物のリフォームをされたいケースで、とても有効なお手入れ方法といえるでしょう。
洗い張り加工料金 | |
留袖・振袖 | 19、800円(税込) |
訪問着・付け下げ | 16,500円(税込) |
色無地・小紋・紬 | 16,500円(税込) |
道行コート・羽織 | 14,300円(税込) |
長襦袢・振袖長襦袢 | 13,200円(税込) |