織りもの向き八掛(裾回し)
チェニー無地/333:ラベンダー
着物の着心地や美しさを左右する「裏地」。見えない部分だからこそ、質の良いものを選ぶことで、着物を長く大切に着ることができます。チェニー生地(チェニー壁羽二重)は、経糸に平糸、緯糸に独特の構造を持つ「壁糸」を用いて織り上げられた絹織物です。羽二重のような滑らかさを持ちつつ、わずかにちりめん風の趣を感じる上質な風合いが魅力です。表面はさらりとした手触りで、裾さばきも優れています。染織両用で使われることもありますが、主に紬地などの織りの着物に適した裏地としておすすめです。